アルカリイオン水、電解水、電解還元水、水素水は、それに含まれる水素が大きな働きをしています。水素は活性酸素に対して、抗酸化物として有効に働きます。メタボで防ぎたい糖尿病や動脈硬化は活性酸素が大きく関わっているとされています。水素はそれら活性酸素に働くことでメタボ対策に大いに有効とされているんです。
しかし、水素は大気中に放散しやすいという欠点を持っています。別な言い方をすると、生ものと同じで新鮮な間に消費しないと効力を失ってしまうんです。それに対して、バナジウム水はバナジウムというミネラルが有効成分ですから、自然に大気中に放散してしまうという心配はしなくていいようです。
バナジウムはインスリンと同様な働きをするということが知られていますが、純粋なバナジウム化合物として使用するときには1日数十mgを使用しなければ効果を見ることが出来ないとされています。にもかかわらず、天然水の場合は、それよりもはるかに少ない量で効能を得ることが出来るとして、人気があるんです。
いまのところ、その理由は解明されてはいないようです。いずれにしろ、人は、一日2リットルほどの水分を補給しなければならないようですから、その際にこれらの水を利用するというのはそれなりに意味のあることなんではないでしょうか。