カリウムはナトリウムとともに細胞の内と外で浸透圧を一定に保っています。塩分の摂りすぎは細胞内のナトリウム濃度を上げることで高血圧の原因になります。そこでカリウムを摂る事は余分なナトリウムの排出を促すことになり高血圧の予防につながります。
人はナトリウムの体内量を調節する機能があり、アルドステロンというホルモンが腎臓にナトリウムの排出を調節する指令を出しているんですが、常に高いレベルで塩分を摂っていると調節機能がうまく働かずに体内にナトリウムが蓄積してしまうことで高血圧などの症状が起こるとされています。
クミスクチン茶でカリウムを摂る事は、腎臓本来のナトリウムの排出機構を正常に作動させることになり、結果、高血圧や腎臓炎の解消に効果を発揮すると考えられます。
高血圧の治療には降圧剤として、血管を広げる作用をする薬剤を使用します。しかし、腎臓の機能が弱っていたり、血管が弾力性を失っていて拡張しづらい状態のヒトでは、塩分を積極的に排出する利尿剤の併用は高血圧の改善に効果があるようです。
クミスクチン茶では、カリウムはクミスクチン 100g 中に 2,150mg も含まれます。これによる利尿作用は、高血圧の改善に効果があるといえます。また、もうひとつの代表的な成分として、ポリフェノールの一種であるロズマリン酸があります。
ロズマリン酸は、糖と脂肪の消化・吸収を抑え、中性脂肪対策にも有効と考えられています。そして、にきびや皮脂テカ肌、脂漏性皮膚炎などを改善してくれます。活性酸素を除去する抗酸化作用があり、がんの予防や老化の防止に効果が期待されています。細胞を酸化から守るので美肌効果もあるといわれています。
クミスクチン茶は、利尿作用があることで、高血圧、腎臓炎、そして、中性脂肪、糖尿病の改善に効果が期待され、さらに、強い抗アレルギー作用や抗炎症作用があるので、花粉症やアトピー性皮膚炎、関節炎などの症状を改善する効果が期待されています。また、一部では、水虫など、抗真菌作用が期待されてもいるようです。
メタボに効果がある お茶
杜仲茶 / ドクダミ / 桑の葉茶 / オリーブ茶 / ウーロン茶 / ルイボスティー / ギムネマ茶 / なた豆茶 / グァバ茶 / チコリ / マテ茶 / ヨモギ(蓬) / 柿の葉茶 / 緑茶 / クミスクチン茶 / プーアル茶 / くま笹 / シナモン / ハイビスカスティー / アマチャヅル / ごぼう茶 / サラシア茶 / コーヒーで糖尿病予防